■ はじめに
クラウドワークスを始めたばかりの頃、
私は「応募しても全く採用されない」という壁にぶつかりました。
60代からの挑戦ということもあり、
「本当にできるのか?」と不安がありながらも、
10件以上応募して採用ゼロという状態が続きました。
しかしあるタイミングで、
プロフィールと応募の仕方を見直しただけで、
いきなり“初受注”につながるようになりました。
この記事では、
私自身が60代でクラウドワークスを始め、
最初の1件を取るまでにやった全手順を公開します。
同じように「応募しても通らない」という人の力になれば嬉しいです。
■ なぜ最初の1件が取れなかったのか
当時の私は、今振り返ると“落ちるべくして落ちていた”と思います。
● プロフィールがほぼ空欄
クラウドワークスでは、
プロフィール=あなたの代わりに営業してくれる名刺です。
ここが弱いと、どれだけ応募しても採用されません。
● 実績ゼロなのに実績者向け案件に応募
わからないまま、高レベルの案件ばかり応募していました。
● 自分の年代(60代)に合わない案件ばかり選んでいた
シンプル作業や、初心者向けの案件を避けてしまっていたのです。
この3つが重なり、
最初の採用ゼロの時期が続いてしまいました。
■ プロフィールを整えたら、採用率が急に上がった
そこで、まず取り組んだのがプロフィールの作り直しでした。
実際に私が記載した内容をまとめると——
● 60代であることを正直に書く
逆に“丁寧さ・誠実さ・粘り強さ”の強みに変えて記載。
● 元百貨店バイヤーとしての経験
食品・スイーツ・地域産品の情報収集・比較・説明経験は強い武器。
● 得意分野
リサーチ、文章作成、情報整理、アイデア出し、生活改善など。
● 稼働時間
月60〜90時間ほど安定して作業可能。
● 連絡の早さ・納期厳守
これは信頼に直結するので必須。
プロフィールを書き直しただけで、
応募先からの反応が目に見えて変わりました。
■ 初心者が選ぶべき案件の基準
最初の1件は「難しい案件」ではなく、
“通りやすい案件”を選ぶことが最重要ポイント です。
私が実際に選んだ基準はこちら:
● 初心者歓迎、テンプレあり
最初はこれ一択でもOKです。
● 仕事内容が明確
リサーチや簡単な文章作成など、経験を活かせる内容が良い。
● 1件あたりの単価は低くても良い
最初は「実績をつける」ことが目的なのでOK。
● 評価が高いクライアントを選ぶ
トラブルも少なく安心。
これを基準に案件を選び直したことで、
応募の手応えが変わりました。
■ 最初の1件を取った“応募文”
最初に採用された時に使った文章を、ほぼそのまま再現します。
(実際には案件に合わせて部分的に変えました)
【実際に使った応募文】
はじめまして。後藤と申します。
60代から在宅での仕事に挑戦しています。
前職では大手百貨店で食品バイヤーをしており、
商品の比較・情報整理・文章化といった作業を担当していました。
ご依頼内容を拝見し、初心者でも丁寧に進められる内容だと感じ応募いたしました。
■可能な作業
・リサーチ
・商品説明の文章作成
・情報整理
・コツコツ取り組む作業
■強み
・調べものが得意
・納期厳守
・月60〜90時間の安定した稼働
・連絡は可能な限り即対応
最初の実績を積みたいと考えており、
誠意を持って取り組ませていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
■ 初受注の瞬間
10件以上落ち続けた後、
プロフィールと応募文を整えて応募したところ、
数日後に 「ぜひお願いします」 のメッセージが来ました。
採用された時のジャンルは、
リサーチ+文章の簡単なまとめ作業。
作業自体は難しくありませんでしたが、
「自分にもできた」という大きな自信になりました。
■ 初受注で学んだ“採用率を上げるコツ”
私が実際にやって効果があったのは次の3つです。
1. 応募文は案件ごとに少し変える
コピペ丸出しは落ちやすい。
2. 依頼文をしっかり読む
“相手が求めている言葉”を入れる。
3. 納期は守るより「早く出す」
これだけで評価がつきやすく、次の仕事にもつながります。
■ まとめ:60代でも“最初の1件”は必ず取れる
60代からクラウドワークスを始めても、
やり方を押さえれば必ず初受注できます。
実際に私も、
- プロフィールを整える
- 通りやすい案件を選ぶ
- 応募文を丁寧に書く
この3つだけで状況がガラッと変わりました。
最初の1件さえ取れれば、
あとは実績が武器になり、
自然と採用率が上がっていきます。
もし今、応募しても通らず悩んでいる方は、
この記事の内容をぜひ試してみてください。

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